屋根瓦の塗装は、雨や風の作用により、経年劣化するものです。その場合には、屋根の耐用年数を伸ばすために、屋根瓦の塗り替えが必要になります。その場合、多くの皆さんは、塗装屋さんに依頼されると思います。塗装屋さんに頼めば、高圧洗浄清掃した上で、万遍無く塗装してくれるでしょう。また、余計な手間もかからず、高い所上る必要もありません。ただ、屋根瓦の塗装は、自分でやることも可能です。実は、屋根瓦の塗装は厚く塗れば塗るほど丈夫になるといわれています。自分で塗装する場合の利点は、塗装屋さんに頼む場合に比べて、はるかに厚く塗料を塗ることができる点です。自分で塗装することができれば、費用的にも、刷毛と塗料の費用だけで済みます。しかしながら、安上がりとはいえ、何と言っても屋根の塗装は高所作業になりますので、それなりの安全対策は必要でしょう。安全帯の着用は必須です。命綱をどうするかも工夫が必要です。その他、塗装屋さんに頼むにしても自前で塗装するにしても、作業が終わった後に、瓦が、ズレていたり、割れていたりして、雨漏りが発生する場合があります。こうした事態が発生した場合の対応についても、事前に充分検討しておく必要が有ると思われます。